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福岡地所向けに400億円のシンジケートローン組成 西日本シティ銀行
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「天神ビッグバン」1号案件を支援
㈱西日本シティ銀行(福岡市博多区博多駅前3丁目、谷川浩道頭取)は12月25日、地場大手デベロッパーの福岡地所㈱(同区住吉1丁目、榎本一郎社長)が同市中央区天神1丁目に建設する「天神ビジネスセンター(仮称)」向けに総額400億円のシンジケートローンを組成し、契約を締結した。
シンジケートローンとは主幹事(アレンジャー)が中心となり、貸付条件を決定し、複数の金融機関でシンジケート団を組成し貸し付ける形態。顧客企業にとっては同一の借り入れ条件のもとで、多数の金融機関との取引窓口が一本化されることで資金調達に伴う事務の簡素化・効率化が可能となる。今回のシンジケートローン組成で、福岡地所は円滑な資金調達が可能となり、福岡市が主導する天神地区の大型開発「天神ビッグバン」の第1号案件として開発を進める「天神ビジネスセンター(仮称)」の事業推進を後押しする。
今回のシンジケートローンは同行をアレンジャーとエージェントに組成。同行のほか、日本政策投資銀行、みずほ銀行、三井住友銀行、三井住友信託銀行、三菱UFJ銀行、佐賀銀行、肥後銀行、伊予銀行、鹿児島銀行、大分銀行、宮崎銀行が参加している。同行では「今後も顧客企業の多様な資金調達ニーズに応えて、地域の発展に貢献しいきたい」と話している。
2019年1月22日発行