NEWS

福岡国税局酒類鑑評会で金賞  小林酒造本店


5年連続

清酒製造業の㈱小林酒造本店(糟屋郡宇美町宇美2丁目、小林弘社長)は11月6日、福岡国税局(福岡市博多区博多駅東2丁目、後藤健二局長)が主催する「令和2年酒類鑑評会」吟醸酒の部で金賞を受賞した。
福岡国税局が清酒および純米酒、本格焼酎の品質強化、酒造技術の進歩と発展、市販酒類の品質向上を目的に毎年開催しているもの。同局管内(福岡、佐賀、長崎)で製造された酒類鑑評会には「吟醸酒の部」で51製造場から114点が出品された。受賞したのは「萬代(ばんだい) 大吟醸」。原材料に国産米と米麹を使用。精米歩合は35%でアルコール度数は15度。味はやや辛口で、冷やして飲むのが一般的という。上品な香りや味の調和、香りと味のバランスが評価され、5年連続の金賞となった。また、金賞はこの他に同部門から18点が選ばれた。同社では「今後も技術研鑽に励むとともに、新商品の開発にも積極的に取り組んでいきたい」と話している。
同社は1792年創業。1932年10月設立。資本金3072万円。従業員20人。清酒銘柄は「萬代」、焼酎は「はかた美人」。

2020年12月1日発行