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福岡国税局酒類鑑評会で金賞 叡醂酒造


本格焼酎の部で

酒類メーカー鷹正宗㈱の関連会社の叡醂(えいりん)酒造㈱(久留米市田主丸町、佐藤司社長)は11月6日、福岡国税局(福岡市博多区博多駅東2丁目、後藤健二局長)が主催する「令和2年酒類鑑評会」で金賞を受賞した。
福岡国税局が清酒および純米酒、本格焼酎の品質強化、酒造技術の進歩と発展、市販酒類の品質向上を目的に毎年開催しているもの。同局管内(福岡、佐賀、長崎)で製造された酒類鑑評会には「吟醸酒の部」に51製造場から114点、「純米酒の部」に48製造場から87点、「本格焼酎の部」に38製造場から115点の出品があり、同社は本格焼酎の部で金賞を受賞した。受賞したのは「本格麦焼酎 麦快 極(ばっかい きわみ)」で3年連続の受賞。原材料に九州産麦「はるしずく」を100%使用しているのが特徴で、香りや味とのバランスが評価された。同部門からは同銘柄のほか、13点が金賞を受賞した。同社では「これからも皆さまに美味しいお酒をお届けできるよう、また、来年度も受賞できるよう品質とサービスの質の向上に努めていく」と話している。
叡醂酒造㈱は1978年4月設立。鷹正宗㈱が2015年4月に㈱紅乙女酒造(久留米市)から製造機能強化を目的にM&Aした。

2020年12月29日発行