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福岡商工会議所に医療用マスク5千枚贈呈  台北市進出口商業同業公会


昨年12月のMOU締結を機に

台湾最大の貿易関連経済団体・台北市進出口商業同業公会(黄振進理事長)は8月26日、福岡商工会議所(藤永憲一会頭)に医療用マスク5千枚を贈呈した。
昨年12月3日に締結したMOUをきっかけに実施したもの。当日、商工会議所5階応接室で開かれた贈呈式には、黄色理事長の代理として台北駐福岡経済文化弁事処の陳忠正処長が、同弁事処の李杰宏渉外課長、台湾貿易センター福岡の駱慧娟所長が参加。藤永憲一会頭に目録を手渡した後、関係者による記念撮影などが行われた。贈呈式で陳処長は「5千枚のマスクは台北市輸出入協会、台湾から日本の皆さまへ、台湾の心、ささやかな恩返しの気持ちを伝えたいという思いを込めたもの。ぜひ役立てでほしい」とあいさつ。藤永会頭は「コロナの影響で双方を往来することができない中、医療用マスク5千枚を寄贈していただいたことに深く感謝する。収束までの見通しが立たない日が続くが、1日でも早く相互交流ができる日を楽しみにしている」などと答えた。
同会と福岡商工会議所は台湾のビジネスパートナー発掘やマッチング機会の拡大、観光・文化などの交流促進などを目的に昨年12月3日にMOUを締結。今年度は商談会の開催を計画していたものの、新型コロナウイルス感染拡大の影響で実現に至っていない。

2020年9月8日発行