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福岡信用金庫と包括連携協定を締結 九州産業大学
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週刊経済2022年5月3日・10日発行合併号
金融機関では3例目
九州産業大学(福岡市東区松香台2丁目、北島己佐吉学長)および同大学造形短期大学部(同、小田部黃太学長)は、4月12日付で福岡信用金庫(同市中央区天神1丁目、安部文仁理事長:以下、福岡信金)と包括連携協定を締結した。
地域経済振興などの分野で相互連携と協力を図り、それぞれ地域の課題に取り組むことで教育・人材育成と活力ある地域社会の形成と発展に寄与するのが狙い。同大学が包括連携協定を結ぶのは粕屋町、久山町、朝倉市、うきは市、八女市、古賀市、国連ハビタット福岡本部、福岡みらい病院、福岡未来創造プラットフォーム、筑邦銀行、遠賀信用金庫に次いで通算12例目。金融機関では3例目となる。締結後は福岡信金の顧客である地元企業の課題解決に同大学の知見を生かして協力するほか、(一社)九州北部信用金庫協会が各信金の顧客企業を集めて開催する「しんきん合同商談会」で大学の研究シーズを地域企業に紹介。産学連携事業の拡大を図る。また、福岡信金は同大学に対して学生インターンシップ受入企業の紹介や学生起業相談、「しんきん合同商談会」への同大学出展支援などを実施する方針。
同大学では「2020年に福岡信用金庫理事長が本学で金融講義を行ったことを機に関係が始まった。以降、本学に顧客企業のパッケージデザインの依頼があるなど相互関係を築いてきたが、今回の締結でより一層関係を深め、共同して地域経済の発展に貢献していきたい」と話している。