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福岡三越地下2階のベーカリーを改装 兵庫のドンク
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週刊経済2021年12月14日発行
洋菓子コーナーを強化
ベーカリーや菓子店を国内外で展開する㈱ドンク(兵庫県神戸市東灘区田中町3丁目、中土忠社長)は11月17日、福岡三越(福岡市中央区天神2丁目)地下2階のベーカリー「福岡ジョアン店」をリニューアルオープンした。
洋菓子やプチパンの販売が好調で、専門の売り場を設置し販売強化につなげる。従来の陳列棚や商品のラインナップをリニューアルしたほか、プチパンコーナーをフランスのマルシェをイメージした量り売りの新業態「マルシェ・デュ・プティフールジョアン」に改装した。店舗面積は214㎡で、センパーニュ・セレアル(821円、税込み)や天神フロマージュ(303円、同)など109品、「プティフールジョアン」ではミニクロワッサン(100g168円、同)やミニカヌレ(100g303円、同)など7品を販売する。営業時間は午前10時~午後8時。スタッフ数は約30人。
濱田浩一店長は「リニューアルに際し、手土産用に洋菓子3種を詰め合わせたプティフールセットを発売した。手土産需要に応えると共に、食事と合わせて食べるハード系のパンの品ぞろえを拡充し、30~40歳代の顧客を増やしていきたい」と話している。
同社は1951年2月設立。資本金2億1053万円。決算期2月。従業員数887人。