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福岡ラボを3・5倍に増床  東京都のデジタルハーツ    急増するアプリの動作検証を受託


 デジタル製品動作検証の株式会社デジタルハーツ(東京都、河野亮社長)は3月上旬、福岡ラボ(福岡市中央区薬院1丁目)のフロア面積を約3・5倍の906平方mに増床する。
 現在入居している薬院ビジネスガーデン3階のラボを拡張、受注増加に伴うサービス提供体制の強化を図る。
 同社が提供するサービスはゲームソフトなどのデジタル製品を動作テストし、不具合を検出する「ユーザーデバックサービス」。スマートフォンやタブレット端末の普及を背景に開発が急増するゲームアプリなどの検証をメーカーから受託しており、動作テストを実施するラボを国内9カ所で展開している。同社では「福岡は若年層が多く、就労需要も大きい。今後も若年層の雇用創出と人材育成に貢献したい」と話している。
 同社は2001年4月設立。資本金は2億7525万円。従業員は8393人(登録スタッフ含む)。09年4月に福岡ラボを開設。13年10月付けで持株会社ハーツユナイテッドグループを設立。同持株会社は東証一部に上場している。