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福岡タワーにウッドベンチ展示 福岡市農林水産局総務農林部


週刊経済2022年8月9日発行

油山の木材使用

福岡市農林水産局総務農林部は、7月29日から福岡タワー(福岡市早良区百道浜2丁目)にウッドベンチを展示した。展示期間は8月28日まで。
市は、市産材の市民利用や啓発活動を担う「福岡グリーンネクスト」に昨年から着手し、市産材のPRや利活用を目的としたウッドベンチ利活用事業を展開している。同事業の第一弾として7月29日から8月28日までの夏休み期間に、福岡タワー展望3階に市産材で製作したウッドベンチを展示。使用した市産材は油山の間伐材で、材木を乾燥させる間に、ウッドベンチとして有効活用する。また、ウッドベンチのほか、福岡の山や森を学ぶコーナーも設置。8月11日の山の日には限定イベントとして、福岡タワーがグリーンにライトアップされる。
森林・林政課長は「ウッドベンチとして展示する期間は、乾燥工程を兼ねている。乾燥が完了した木材は加工して、木のおもちゃなどの木製品として利用していく」と話している。