福岡キャンパス初の大学院開設　帝京大学

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医療分野の新たな専攻設置

学校法人帝京大学福岡キャンパス（大牟田市岬町）は今年４月から、同キャンパス初の大学院「保健学研究科診療放射線科学専攻」を開設する。

医療技術の発展に貢献するため、高度な知識と技術などの実践能力を持つ人材の育成を目指す。募集人員は修士課程は５人、博士課程は２人。２月５日から３月７日まで募集期間を設け、３月１３日の選考試験で決定する。また専任の教員は修士課程、博士課程ともに１３人。同大学は「修士課程では高度化、多様化した技術に対応できる専門知識と能力を身につけた技術者を養成。さらに医学物理教育コースを設け、医学物理士を育成していく。博士課程では診療放射線科学に関する知識や技能を備えた教育、研究者を育てていく」と話している。

同キャンパスは「福岡医療技術学部」の１学部５学科で構成。在籍学生数は１２６５人（昨年５月１日時点）。また同大学は板橋キャンパスにも「医療技術学研究科救急救護学専攻」を新設する。

2018年1月16日発行