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福岡オフィスを支社に昇格 JLL日本


週刊経済2021年4月27日発行

支社長に元県不動産鑑定士協会会長の山﨑氏

米国・シカゴに本社を置き、世界80カ国で不動産関連のコンサルティング業務などを展開するジョーンズラングラサールの日本法人・JLL日本(東京・永田町、河西利信社長)は4月1日付で、福岡オフィスを支社に昇格した。
天神ビッグバンなどで大型再開発が進んでいるほか、産学官で国際金融機能を誘致する動きなどを背景に福岡での事業拡大を図るのが狙い。支社は大博通り沿いの大博多ビル2階に置き、支社長には福岡県不動産鑑定士協会元会長で、日本不動産研究所の九州支社長などを務めた山﨑健二氏が就いた。当面、山﨑支社長を含む約10人でスタートするが、将来的には人員を倍増させる方針。支社では商業用不動産の売買や外資系を含むオフィステナントの誘致に関するコンサルティングなどを手掛ける。
山﨑支社長は「長く携わってきた鑑定評価に加え、不動産に関するさまざまなコンサルティング業務が加わることになり、付加価値の高いサービスを提供できるようになった。地元の人が思っている以上に評価が高い福岡のポテンシャルを引き出せるような仕事に取り組みたい」と話している。