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福岡オフィスを天神ビジネスセンターに移転 東京のセールスフォース・ジャパン
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週刊経済2023年2月21日発行
席数は3倍に
クラウド型の営業支援や顧客情報管理サービスを提供する㈱セールスフォース・ジャパン(東京都千代田区、小出伸一社長)は12月5日、福岡オフィス(福岡市博多区博多駅中央街)を天神ビジネスセンター(同市中央区天神1丁目)に移転した。
同オフィスは2018年に国内5カ所目の拠点として開設。九州、沖縄、中国、四国エリアの重要な地域戦略拠点として位置づけ、地域企業や自治体のDX化を実現し、エリアの経済成長を後押しすることを目指してきた。コロナ渦でリモートワークやDXを推進する企業が増えたことで、オフィスを拡張移転。人員増を実施して、今後さらなる事業拡充を図っていく。新オフィスは同ビル6階のレンタルオフィス「クロスコープ福岡」内。席数は12席だったが、移転後は32席に増え、会議室を入れると50人近く収容できる。九州・沖縄、中四国の西日本エリアの責任者を務める伊藤孝専務執行役員は「福岡は再開発など今後さらにビジネスが拡大していく地域。新オフィスを機に新ためてこの地に根を張り、西日本の発展に貢献していきたい」と話している。
同社は米国セールスフォース・ドットコムの初の海外オフィスとして2000年4月に開設。22年1月に本社を現住所に移転し、社名を変更した。資本金は1億円。売上高は1587億6300万円(22年2月期)。