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福岡オフィスを博多駅東2丁目に増床移転  東京のサーバーワークス    3年以内に10人以上増員


 クラウドコンピューティングを活用したシステム企画などを手掛ける株式会社サーバーワークス(東京都新宿区、大石良社長)は3月29日、福岡オフィスを福岡市中央区赤坂2丁目から博多駅東2丁目に拡張移転した。
 業務拡大による人員増加で手狭になり、3年以内に10人以上の増員を目指すことから移転したもの。同社は、米アマゾン・ドット・コム社が提供するクラウドサービス「amazon web services」(略称AWS)の関連サービスを中心に展開している。福岡オフィスは、2012年5月、東京本社に次ぐ2拠点目として進出、九州・沖縄地区で大手サービス業や食品メーカーを中心に業務を拡大。現在、全体の同社売上高の1割~2割程度を占めており、今後は人員増強で3割程度までの拡大を目指す。
 場所は博多駅東側の博多東ハニービル8階。事務所面積はこれまでの約3倍の70平方mになった。現在は4人が常駐している。新オフィスは、「対話」「協調」「集中」をコンセプトに、対話をする空間、複数の人数でコワーキングする空間、1人で集中して業務に取り組む空間などの就労環境を整えている。
 同社は2000年2月設立。資本金は7160万円。従業員は76人(今年4月現在)。現在、福岡のほかに大阪、名古屋、仙台に拠点を構えている。