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福岡みらい病院と包括的連携協定を締結 九州産業大学
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スポーツ健康分野の人材育成、研究を促進
九州産業大学(福岡市東区松香台2丁目、榊泰輔学長)は6月18日、医療法人相生会・福岡みらい病院(福岡市東区香椎照葉3丁目、石束隆男院長)と教育および研究、地域貢献の各分野において連携協定を締結した。
両者の知的資産や設備を相互利用することで、地域のスポーツ健康分野における人材育成と健康増進・機能回復など新たな研究推進を目指すもの。同大学は今年4月に「人間科学部」を新設しており、同学部スポーツ健康科学科の授業の一環として、「機能解剖学」や「スポーツ医学演習」などの授業に同病院リハビリテーション科、整形外科の医師を講師として招くほか、「健康運動指導士」資格に必要な実習の場を同病院が提供する。また、両者では運動スポーツデータの収集・解析および研究、医療関連商品の共同開発などについても具体的な連携事業の検討を進める方針。同大学広報課では「経営視点でスポーツを分析し、産業界の現場でマネジメントできる人材、スポーツを通じて地域の豊かなコミュニティ形成に貢献できる人材の育成を目指していく」と話している。
福岡みらい病院は2015年6月、東区アイランドシティに移転開設。診療科目はリハビリテーション科、内科、循環器内科、神経内科、整形外科、リウマチ科、脳神経外科、外科、麻酔科。病床数は一般病棟40床、回復期リハビリテーション病棟146床、医療保険適用療養病棟46床、障害者施設等一般病棟99床、地域包括ケア病棟87床の計418床。
2018年6月26日発行