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福岡のエンジェル投資家グループ形成 デイライト法律事務所の宮﨑晃代表


「メガベンチャー創出」目指し

弁護士法人デイライト法律事務所の宮㟢晃代表は12月1日、福岡発のメガベンチャーを創出するプロジェクト「デイライト・ベンチャー・アソシエイツ」を立ち上げた。

エンジェル投資家をはじめ、法律事務所や会計事務所など、ベンチャー企業を積極的に支援する土壌が整う米・シリコンバレーに着目。今後福岡から将来的に上場や世界進出を果たすメガベンチャーを輩出することを目指したもの。構想では、宮崎代表をはじめプロジェクトの理念に賛同した経営者らによるエンジェル投資家グループを形成し、資金を拠出するほか、資本政策や財政スキーム、経営戦略、人材戦略の提案、M&Aの支援、法律顧問といったコンサルティングから、コワーキングスペースや会議室・セミナールームの提供などハード面までを含めた業務を支援する。

エンジェル投資家グループは、「成功した経営者や経営学に長けた少数精鋭を想定」(宮﨑代表)。1つの案件につき1投資家あたり数百万円から1000万円の出資を目安とし、当初1年で3社程度の投資を目指す。支援するベンチャー企業は、ITを活用した事業展開をする企業に限り、公募に加え将来的にはビジネスコンテストの開催なども計画している。宮﨑代表は「福岡から、世界を変えるメガベンチャーを誕生させたい」と話している。

宮﨑代表は福岡県出身。大牟田南高校卒業後、地元大学院を卒業。現在、グロービス経営大学院で経営学を学ぶ。趣味はサーフィン。

2017年12月5日発行