福岡―香港線を２年半ぶりに運航再開　香港エクスプレス航空

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週刊経済2022年8月17日発行

週１便体制で

香港のＬＣＣ（格安航空会社）・香港エクスプレス航空は８月４日、２年半ぶりに福岡―香港線の運航を再開した。
運航スケジュールは毎週木曜日の週１便体制。運航ダイヤは香港発が現地時間の午前８時５０分発、福岡発が午後１時１５分。福岡発が午後２時１５分発、香港着が現地時間の午後４時５０分着。使用機材はエアバスＡ３２０ｎｅｏで提供座席数は１８８席。
運航再開初日には香港から２０人のツアー客が利用したため、ツアーを取り扱った香港の旅行代理店・縦横遊、福岡国際空港のスタッフらによる歓迎セレモニーなどがあった。福岡国際空港のチンリオン・テオ執行役員営業本部長は「グアム線に続き、香港エクスプレスの運航再開が続き、とてもうれしい。最善のサービスを提供できる体制を整えていきたい」と話し、縦横遊のシーエン常務は「温泉、美食、景色など香港人にとって九州は魅力的なところ。今回のツアーは４５万円と富裕層による利用。手続きなどの問題はあるが、少しずつ送客に力を入れていきたい」と今後の意気込みを語った。