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福岡―対馬線の航空運賃値下げ  全日本空輸    地域活性化支援事業で


 全日本空輸(篠辺修社長)は6月19日、福岡空港と対馬空港を結ぶ福岡―対馬線の航空運賃を普通運賃の最大50%まで引き下げるキャンペーンを実施すると発表した。
 全日空と傘下のシンクタンク株式会社ANA総合研究所が長崎県対馬市と協働で実施する地域活性化支援事業の一環で取り組む。6月19日付で、9月1日から10月24日、10月24日から11月30日までの割引運賃を国土交通省に提出した。運賃の値下げ幅は最大約50%から35%まで。60日前までに購入する「旅割60」で最大約50%引の8000円、45日前まで購入の「旅割45」で約48%引の8300円、28日前まで購入の「旅割28」で45%引の8700円となり、それ以外の割引運賃では約40%~約35%引の9500円から1万400円。キャンペーン期間中は対馬市内で利用できる6000円分のプレミアム付き商品券を5000円で販売する。
 また、航空機利用者に特産品をプレゼントするキャンペーンや同社の航空機(ボーイング777―200)の機体に対馬市の花と名称のラッピングデザインの採用、客席の座席ポケットに自治体紹介のリーフレットも設置する。同社は現在、福岡―対馬間に4往復8便を運航している。