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福岡―バンコク線が就航開始 タイ・エアアジアX


週4便体制で

アジア最大のLCC(格安航空会社)・エアアジアグループのタイ・エアアジアXは7月3日、福岡―バンコク線を就航した。
エアアジアグループでは3月に就航した福岡―クアラルンプール線に次ぎ2路線目。福岡とタイを結ぶ直行便では、タイ国際航空、ライオンエアに次ぐ3社目の新規就航となった。使用機材はエアバスA330型機で提供座席数は377席。LCC専用のバンコク・ドンムアン空港と福岡空港間を週4便体制で運航する。運航ダイヤは福岡発が7時45分(水)、7時55分(月、日)、8時5分(木)発でバンコク着が現地時間の午前11時45分。バンコク発は午後11時40分発で福岡着は翌日の午前7時に到着する。目標搭乗率は85%。就航を記念した特別運賃は8650円から。
バンコクからの初便が到着した4日午前、福岡空港国際線ターミナルで開かれた歓迎セレモニーには小川洋知事、福岡市の光山裕朗副市長、福岡国際空港の永竿哲哉社長らが出席。新規就航の祝辞をそれぞれ述べた後、テープカットで就航を祝った。エア・アジアジャパン㈱の谷本龍哉会長は「当社の強みはCAをはじめとしたフレンドリーなサービスとLCCならではの低運賃」とした上で、「双方の利用促進による地域活性化に貢献していきたい」と新規就航への意気込みを述べたほか、ドンムアン空港をハブにアジア各地への乗り継ぎ便利用促進にも力を入れていきたいと話した。

2019年7月17日発行