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福大生と共同開発の自然薯ゼリーを発売 野菜王国
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西日本インカレ最優秀賞、ネットなどで販売
自然薯(じねんじょ)商品の開発、製造、販売を手掛ける㈲野菜王国(福岡市城南区荒江、崎田正司社長)は1月から、福岡大学の学生と共同開発した「自然薯とろっとゼリー」を発売した。
プロジェクトは、同大学経済学部の「ベンチャー起業論」の講義の一環で、昨年11月に大阪経済大学で開催された日経BPマーケティング社主催の研究発表会「第8回西日本インカレ2017」で110プロジェクトの中から最優秀賞に選ばれた。発売した商品は、ゼリーに国産の自然薯を加え、福岡県産のイチゴ、梅、黒にんにくをフレーバーに使用した三種類。砂糖を使わず、糖分として吸収されにくい天然甘味料「エリスリトール」を使用した。1月から3月にかけて県内外の催事で販売するほか、同社通販サイトでも販売しており、通販での販売価格は60グラム×3個入りで1220円(税込み)から。1月17日から22日に岩田屋本店で開催された「博多うまかもん市」への出店では、1000個を完売した。崎田光子専務は「大学生のアイデアで、これまでにない健康的なおやつができた。高齢の方まで、安心して食べていただきたい」と話している。
同社は1998年設立。資本金300万円。
2018年1月30日発行