社長に長男の阿部大輔専務が昇格　愛和

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週刊経済2021年12月14日発行

創業者の阿部浩二社長は会長に

投資用アパート１棟売りの㈱愛和（福岡市博多区綱場町）の新社長に、１２月１日付で阿部大輔（あべだいすけ）専務が昇格した。創業者の阿部浩二社長は会長に就き、関連の教育事業・㈻愛和学園の理事長は引き続き務める。
創業３５周年を機に若返りを図ったトップ人事で、阿部会長が後見役を支障なく果たせる年齢の間に世代交代したもの。阿部社長は会長の長男で、福岡市出身。１９８０年１０月６日生まれの４１歳。香住丘高校卒。趣味はキックボクシング、ウェイクボード、ドライブ。同社は８７年１０月設立で、資本金は１千万円。２１年１１月期の売上高は２０億８２００万円で、経常利益は６千万円。従業員は２４人。
阿部社長は「当社の理念である〝人を喜ばせること〟を継承していきたい。近年は地価や建築費の上昇で商品供給が難しい局面だが、この状況を打破するために新たなエリアでの展開を計画しており、同時に管理戸数が２千戸を超えて、管理体制の強化にも取り組みたい」と話している。
同社の役員は次の通り。
▼社長　阿部大輔▼会長　阿部浩二▼常務　阿部れい子