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社長に柴田取締役経営企画部長が昇格 コスモス薬品


宇野社長は代表権のある会長に

ドラッグストアチェーンの株式会社コスモス薬品(福岡市博多区博多駅東2丁目)の新社長に、柴田太取締役経営企画部長が昇格する人事を内定した。創業者の宇野正晃社長(70歳)は代表権のある会長に就く予定で、8月25日開催の株主総会、および取締役会で正式決定する。

若返りを図り、持続的成長に向けた経営体制の強化と、さらなる成長戦略の推進と企業価値の向上を目指す。

柴田氏は福岡市出身、1971年10月24日生まれの45歳、長崎大学大学院工学研究科修了。98年11月入社、2004年9月人事総務部広報課長、06年7月経営企画部長、10年12月株式会社コスモス・コーポレーション取締役(現任)、12年6月株式会社グリーンフラッシュ社長(同)、同年8月から取締役経営企画部長。

同社は1973年に宮崎県延岡市で宇野回天堂薬局として創業、83年12月設立。資本金は41億7856万円。低価格と豊富な品揃え、ドミナント戦略で店舗網を拡大し、現在九州、中・四国、関西・中部地区で814店舗を展開(2017年4月末現在)。06年5月に東証1部上場。16年5月期の売上高は4472億円、従業員数は3016人。

2017年6月6日発行