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社長に新日鐵住金の江川和宏常務執行役員 黒崎播磨
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伊倉社長は取締役相談役に
東証一部上場で耐火物製造大手の黒崎播磨㈱(北九州市八幡西区東浜町)の新社長に新日鐵住金㈱の江川和宏(えがわ・かずひろ)常務執行役員が6月27日付で就任する。伊倉信彦社長は取締役相談役に就く。
同社は筆頭株主の新日鐵住金から社長を迎えてきた歴史があり、今回の社長交代で経営陣の若返りを図るとともに、海外経験豊富な江川新社長のものでグローバル戦略を推進する。
江川氏は福島県出身。1959年2月24日生まれの60歳(伊倉社長は65歳)。一橋大学経済学部卒。81年新日本製鐵㈱(現新日鐵住金)入社。2005年同社鋼管事業部鋼管営業部長、07年名古屋支店長、09年海外営業部長、12年の新日鐵住金㈱参与 輸出総括部長、薄板事業部薄板輸出営業部長などを経て13年執行役員に就任、16年に常務執行役員、17年にグローバル事業推進部ウジミナスプロジェクトリーダーに就任していた。19年4月に黒崎播磨顧問に就任予定。
新体制は次の通り。
▼社長(新日鐵住金㈱常務執行役員)江川和宏▼取締役相談役(社長)伊倉信彦▼取締役専務執行役員 黒田浩太郎、(取締役常務執行役員)奥村裕彦▼取締役常務執行役員 副島匡和、本田雅也、高須俊和▼社外取締役 小西淳平、九電工会長藤永憲一、西部瓦斯会長田中優次▼常勤監査役 松下謹二▼社外監査役 渡邉崇、部谷由二、松永守央▼退任 取締役坂根淳一、社外取締役小川弘毅
同社は1918年10月設立。19年6月創業。資本金55億3796万円、従業員1392人(連結4439人)。2019年3月期業績予想は売上高が前期比15・3%増の1430億円、経常利益が同25・7%増の113億円を見込む。
2019年3月12日発行