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社内に「エリア営業推進室」を新設 日本乾溜工業
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週刊経済2024年3月26日発行号
4月1日付で組織変更
交通安全施設、法面工事施工の日本乾溜工業㈱(福岡市東区馬出1丁目、兼田智仁社長)は、4月1日付で「エリア営業推進室」などを新設した組織変更を実施する。
22年の兼田社長就任以来、積極的に組織再編を進めており、昨年は主力事業の建設事業本部内にDX化の実働部隊である「i-construction(アイ・コンストラクション)推進グループ」、「C・M・X(コンストラクション・モデル・トランスフォーメーション)事業部」、防災安全事業部の配下に「安全ソリューション室」、経営管理部の配下に「情報システム室」を段階的に新設するなど業務改革を加速させている。
今回は昨年新設したC・M・X事業を中心とした再編で同事業の配下に、営業機能として「拡販営業グループ」、工事機能として「技術工事グループ」を置き、拡販営業グループ内に「エリア営業推進室」を新設して営業スキルの底上げを図る。そのほか防災安全事業本部の防災安全サービス部を北部九州と南部九州に2分化し、両エリアの競争力と情報の収集、連携強化を図る。同社では「あらゆる技術と人材を柔軟かつ効率よく配置し、中期計画の達成に向けてスピード感をもって取り組みたい」と話している。