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社会課題、産業的課題解決のための共同研究 アドバンテックテクノロジーズ
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九大GIC・原田研究室らと
産業用PC、IoT製品開発のアドバンテックテクノロジーズ㈱(直方市上境飛熊、石田隆裕社長)は12月21日、㈱ビットメディア(東京都渋谷区、高野雅晴社長)、さくらインターネット㈱(大阪府大阪市、田中邦裕社長)、セトル㈱(直方市知古1丁目、一尾泰嗣社長)、国立大学法人九州大学 グローバルイノベーションセンター・原田研究室(原田裕一教授)と共同で、エッジ・クラウドのAIを活用した社会課題、産業的課題を解決するための共同研究を開始した。
エッジAI(端末自体にAIを搭載しデータを処理することで、通信速度にリアルタイム性を確保できる技術)、クラウドAI(AIに必要な処理をクラウドで実施すること)を活用し、新型コロナウイルス感染拡大抑制のためのAIモデルや、統合オペレーションシステムの研究、河川氾濫による被害拡大防止のためのAI水位予測モデルの研究・応用に加え、研究で得られた各種AIモデルを実社会で概念実証(新たな技術や基礎研究などが実現可能かどうか、簡易的、部分的な検証)を実施するための仕組みを構築する。アドバンテックテクノロジーズと、クラウドベースの電力、放送、通信業界向けアプリケーションを展開するビットメディアがエッジAIサービスの検証・実証とエコシステムの検証および実践、データセンター事業のさくらインターネットがエッジ・クラウド連携、クラウドプラットフォームの提供・試用、学生の食事付きマンション事業などを展開するセトルが概念実証環境の提供・試用、九州大学 グローバルイノベーションセンター・原田研究室が研究全体の統括、各種AIモデルの検討、エコシステムの構築を担う。
2020年12月29日発行