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県酒類鑑評会で3年ぶり県知事賞を受賞 紅乙女酒造


週刊経済2021年11月30日発行

受賞酒は「河童九千坊本流」

各種焼酎、リキュールなど製造・販売を手掛ける㈱紅乙女酒造(久留米市田主丸町、鈴木利明社長)は、今年9月に行われた福岡酒造組合・福岡県共催、福岡国税局後援の「第9回福岡県酒類鑑評会」麦焼酎減圧蒸留の部で最高賞となる県知事賞を受賞し、11月から本格的な販売を始めた。
受賞酒は「河童九千坊本流」で、県知事賞受賞は3年ぶり通算7回目。県内38酒蔵から日本酒98品目、本格焼酎115品目が出品され、「麦焼酎 減圧蒸留の部」での受賞となった。同商品は国産麦、麦麹(白麹)を原料とし、減圧蒸留した麦焼酎に常圧蒸留した焼酎を3%ブレンドすることで心地良い香りとキレある飲み口を演出しているが特徴。容量は720㎖で、価格は1100円(税込)。また、同商品シリーズで「河童九千坊ヴィンテージ2010」(720㎖)は価格2145円(税込)、「河童九千坊ヴィンテージ2010金箔入り」(同)は5千円(同)。全国特約店の限定商品として販売している。同社では「3年ぶりの県知事賞受賞を大変光栄に思っている。今回の受賞を機に、新たな消費需要の弾みにしていきたい」と話している。
同社は1978年8月設立、資本金は7千万円、従業員数は49人(パート含む)。