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県外企業との共同出資でＤＣ受託企業を設立 ファーイースト・ファイナンシャルパートナー

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　総合保険コンサルタント事業を展開する有限会社ファーイースト・ファイナンシャルパートナー（熊本市本荘五丁目、石原光太郎社長）は、昨年十二月二十四日付で資産運用コンサル・株式会社財経ビジネスコミュニケーショ ン（東京都千代田区神田錦町、達橋晴夫社長）との共同出資で、退職金確定拠出型年金（ＤＣ）導入企業を対象とした投資教育の新会社を設立した。
　これは二〇〇一年十月に国が導入した確定拠出型年金法に基づき、企業における年金資産の効率的な運用および加入者の自己責任による資産 運用方法を含む総体的な投資概念、投資理論の浸透および教育指導を目的としたもの。新会社名は「有限会社ファイナンシャルリテラシーセンター」で資本金は三百万円。本社事務所は株式会社財経ビジネスコミュニケーション内に設置しており、社長には保険代理、コンサルティング業・有限会社サンリツ・ファイナンシャルコンサルタンツ（福岡市博多駅前三丁目）の馬場 直樹社長が就任した。なお、同社への出資比率は各五〇％でスタッフは四人体制。
　現在、東京を中心とした首都圏および九州地区で確定拠出型年金を導入した企業を対象に運用資産の投資教育を展開しているが、三年後にはスタッフ二十人体制で全国を視野に入れた事業展開を目指す。馬場社長 は「今後も将来的な運用資産不足に不安がある企業や運用コスト削減を推進する企業に対して、適切なアドバイスをしていきたい」と話している。
　新会社の役員は次の通り。
　▼代表取締役　馬場直樹、片岡真理▼取締役　徳永誠、達橋晴夫　同 社は二〇〇一年二月、石油類卸小売業の東光石油株式会社（熊本市本荘五丁目、石原光太郎社長）と有限会社サンリツ・ファイナンシャルコンサルタンツの共同出資で設立。資本金は三百万円、従業員数は八人。〇一年十二月期の売上高は一億七千万円。

2003.02.04 発行　週刊経済より