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県内4施設でネーミングライツ導入 福岡県
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週刊経済2024年5月15日発行号
応募期間は6月10日~19日
福岡県(服部誠太郎知事)は4施設でネーミングライツを導入し、3月29日から命名権を付与する企業など(パートナー)の公募を開始した。
対象施設は、福岡県立ももち文化センター(愛称・ももちパレス、福岡市早良区百道2丁目)、福岡県営春日公園野球場、庭球場、球技場(春日市原町3丁目)、福岡県立スポーツ科学情報センター・福岡県立総合プール(愛称・アクシオン福岡、福岡市博多区東平尾公園2丁目)。命名権の金額は提案形式で、最低金額は県立ももち文化センターが年額500万円、県営春日公園が年額417万5千円、県立スポーツ科学情報センターが年額205万2千円、県立総合プールが年額202万円。命名権対価の収入は、特定財源として各導入施設の利便性向上のための施設整備の費用に充当される予定。応募は6月10日から19日まで受け付け、6月下旬から7月上旬にかけて審査。各施設のパートナーは7月中旬に公表する予定。契約期間は今年9月1日から2027年3月31日までで、更新も可能という。命名権を取得した事業者が新たに定める愛称では、既存の施設名称・愛称の使用は必須ではないが、「アリーナ」や「スタジアム」など、施設の設置目的や性格をイメージできる言葉を含むことを条件としている。また、施設の設置目的や性格を損なわず、親しみやすさや呼びやすさなど県民や施設利用者にとって理解が得られるものであることを求める。
総務部財産活用係の大塚俊雄係長は「民間ならではの発想を生かして、施設の利便性向上につなげたい」と話している。