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県内高齢者は134万人で高齢化率26・2% 県高齢者地域包括ケア推進課調べ


前期比0・5%増

福岡県内の65歳以上の高齢者は今年4月1日現在で134万2862人に達し、総人口に占める高齢化率は26・2%で、前年に比べ0・5ポイント上昇した。

県保健医療介護部高齢者地域包括ケア推進課が住民基本台帳などを基に集計したもので、高齢者は前年に比べて2万9662人増加した。高齢化率が最も高かったのは前年と同じ東峰村の41・2%で、前年に比べ2・0ポイントの上昇。次いで添田町39・6%、香春町38・2%、小竹町38・2%、みやこ町37・5%の順で続いている。高齢化率20%以上は28市28町2村で前年に比べ1市が増え58団体で、県内60市町村のうち9割以上の市町村で5人に1人以上が高齢者となっている。25%以上は23市24町2村の49団体で2町の増加。30%以上は13市17町2村の32団体で2町の増加となった。

逆に最も低かったのは前年同様に新宮町の16・8%。前年比で0・3ポイント上昇したものの、最も低い高齢化率となった。次いで粕屋町17・4%、

春日市20・4%、大野城市20・5%、福岡市20・9%の順。5番目まで前年と同じ順位だった。福岡市の高齢化率は0・4ポイント上昇している。北九州市は29・6%で、0・6ポイント上昇した。

福岡県内の高齢者は06年度(4月1日現在で集計)に初めて百万人を突破し、07年度には高齢化率が20%を超えて確実に高齢化が進んでいる。08年度には75歳以上の高齢者が50万人を超えて10%に達し、今年4月1日現在では65万5244人となり、人口に占める割合は12・8%で前年から0・4ポイント上昇した。なお、全国の高齢化率は26・6%で、前年に比べ3・6ポイント上昇し、過去最高を更新して高齢化が進んでいる。

2017年6月13日発行