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県内児童は28万2011人で5年連続の増加 19年度学校基本調査速報


中学生は8年ぶりの増加

2019年度学校基本調査速報によると、福岡県内小学校の児童数は前年度から587人増えて28万2011人となり、5年連続の増加となった。
中学校の生徒数は508人増の13万4958人で、8年ぶりに増加した。高等学校(全日制、定時制)は2525人減って12万8211人となった。学校数は、小学校(分校除く)が前年から3校減の738校、中学校が1校増の368校、高等学校は1校減の164校で9年間増減がなかったが、10年ぶりに増えた。教員数は、小学校が218人増の1万7521人で、中学校が69人増の9765人。高等学校が18人減の85415人。このほかでは、幼稚園児が1947人減の5万9352人で6年連続の減少。園数は11園減って430園。教員数は2人増の4976人。
高校卒業後の進路では、大学等の進学率が前期に比べ0・3%ポイント上昇して53・8%で、3年ぶりに上昇した。一方、専修学校等の入学率は、3年連続で変わらず23・5%。就職率は18・2%で、0・2ポイント低下したものの2011年度から概ね上昇傾向が続いている。同調査は毎年5月1日に文部科学省が実施する学校基本調査を基に、県調査統計課が速報値として県内の結果をまとめたもの。

2019年8月27日発行