県内児童は２７万９２９０人で２年連続の減少　２１年度学校基本調査速報

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週刊経済2021年11月16日発行

中学生は３年連続増加

２０２１年度学校基本調査速報によると、福岡県内小学校の児童数は前年度から１６８７人減って２７万９２９０人となり、６年ぶりに減少となった前年に続き減少した。
中学校の生徒数は２８６０人増の１３万９６５７人で、３年連続で増加となった。高等学校（全日制、定時制）は１２０３人減って１２万４４３２人で、７連連続で減少した。学校数は、小学校（分校除く）が前年から６校減の７２３校、中学校が２校減の３６０校、高等学校は前年と変わらず１６４校。教員数は、小学校が８３人増の１万７７９４人で、中学校が２１８人増の１万１２１人。高等学校が４６人減の８４１０人。このほかでは、幼稚園児が２５９５人減の５万４７４２人で８年連続の減少。園数は４園減って４１８園。教員数は２７人増の５０２７人。また、幼保連携型認定こども園では園児数が７４５人増の８５８８人。園数は１０校増えて５９園。教員数は１５８人増の１２７７人となっている。同調査は毎年５月１日に文部科学省が実施する学校基本調査を基に、県調査統計課が速報値として県内の結果をまとめたもの。