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県内児童は27万8932人で3年連続の増加 17年度学校基本調査


中学生は6年連続減少

2017年度学校基本調査によると、福岡県内小学校の児童数は前年度から2335人増えて27万8932人となり、3年連続の増加となった。

中学校の生徒数は2355人減の13万6806人で、6年連続の減少。高等学校(全日制、定時制)は629人減って13万1386人となった。学校数は、小学校(分校除く)が前年から5校減の748校、中学校が2校減って368校、高等学校は前年度と変わらず165校で8年連続変わっていない。教員数は、小学校が257人増の1万6838人で、中学校が53人増の9764人。高等学校が7人減の8563人。このほかでは、幼稚園児が1256人減の6万2895人で4年連続の減少。園数は4園減って456園。教員数は72人増の4978人。

高校卒業後の進路では、大学等の進学率が前期に比べ0・2%ポイント低下して54・2%で、4年ぶりに低下した。一方、専修学校等の入学率は前年度から1・1ポイント上昇して23・5%となり、4年ぶりに上昇した。就職率は0・2ポイント低下して17・9%だった。同調査は毎年5月1日に文部科学省が実施する学校基本調査を基に、県調査統計課が県内の結果を速報値としてまとめたもの。

2017年8月16日発行