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県内児童は27万4492人で33年ぶりの増加 15年度学校基本調査 中学生は4年連続減
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2015年度学校基本調査によると、福岡県内小学校の児童数は前年度から644人増えて27万4921人となり、1982年度をピークに32年連続で減少が続いていたが、33年ぶりに増加した。
中学校の生徒数は619人減の14万874人で、4年連続の減少となった。高等学校(全日制、定時制)は734人減って13万2304人となった。15年度中の不登校者数は、小学校が48人増の1006人、中学校が41人増の4217人だった。
学校数は、小学校(分校除く)が前年から1校増の756校、中学校が1校減の370校、高等学校が前年度と変わらず165校で6年連続変わっていない。教員数は、小学校が205人増の1万6444人で、中学校が3人減の9734人。高等学校が47人減の8607人。このほかでは、幼稚園児が2321人減の6万5242人で2年連続の減少。園数は17園減って467園。教員数は71人減の4815人。
高校卒業後の進路では、大学等の進学者が前期比1・2%増の54・3%。3年ぶりに増加した前年に続き増加した。一方、専修学校等の入学率は、5年ぶり減少に転じた前年度に続き、1・6%減の22・7%だった。就職率は0・5%増の18・1%となった。同調査は毎年5月1日に文部科学省が実施する学校基本調査を基に、県調査統計課が県内の結果を集計したもの。