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県内の社寺初のシェア自転車サービス 鳥飼八幡宮


メルカリ子会社と提携

鳥飼八幡宮(福岡市中央区今川2丁目、山内圭司宮司)は3月26日、自転車シェアサービス「メルチャリ」の自転車ポートを設置開始した。県内の社寺で初の設置。
福岡県は社寺数が全国で3番目に多く、福岡市内でも社寺が点在していることから、観光客などを対象に自転車を利用した各所訪問を促す狙い。メルチャリはフリマアプリ運営サービスの㈱メルカリの子会社で昨年2月に福岡市でシェアサイクルサービスを開始した㈱ソウゾウと提携した。専用アプリをダウンロードし、駐輪場に設置してある自転車のバーコードリーダーをスキャンして解錠し乗車できる仕組みを採っている。同八幡宮の設置場所は境内の西側にある中野正剛像前で、台数は10台。料金は1分間4円。
山内宮司は「メルチャリポート設置によって、当神社を知ってもらうきっかけを作るとともに、地域の社会貢献になれば」と話している。
同八幡宮は1700年前創建。縁結びの神様として信仰されている。山内宮司は福岡市中央区出身。1972年1月6日生まれの47歳。皇學館大学文学部神道学科卒業後、宗教法人若八幡宮に所属したのち鳥飼八幡宮へ。趣味はサイクリング、スノーボード。

2019年4月16日発行