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県内の地価動向は5期連続でプラス 福岡県不動産鑑定士協会調べ
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第5回不動産市況DI調査
福岡県不動産鑑定士協会(山﨑健二会長)は8月28日、1月から7月までの不動産市況DI調査を発表、県内の地価動向は前回調査時(昨年7月〜1月)に比べて6・6ポイント改善の24・9と第1回調査時(15年1月〜7月)から5期連続でプラスに転じていることが分かった。
エリア別では福岡市が21・1ポイント増の53・4と改善幅が大幅に拡大、北九州市は2・2ポイント増の10・9と小幅に改善した一方、久留米市では13・4ポイント減の25・7と改善幅が縮小した。一方、7月から来年1月までの予測値は県内全域で2・1ポイント減の8・6と改善幅が縮小、エリア別では福岡市が14・8ポイント増の23・8と引き続きプラスとなるものの、北九州市は3・6ポイント減の3・5、久留米市は4・5ポイント減の6・1といずれも改善幅が縮小傾向となる見通し。
また、不動産市場では県内全域で戸建販売件数、マンション販売件数、仲介物件数、建築件数の全項目で改善傾向。戸建販売は9・1ポイント増の3・3、マンション販売は4・4ポイント増のマイナス10・6、仲介物件数は2・5ポイント増のマイナス0・4とマイナス幅が縮小、建築件数は7・2ポイント増の0・6とマイナスからプラスに転じた。ただ、予測では建築件数を除き悪化傾向にあり、戸建販売が5・4ポイント減のマイナス8・3、マンション販売は7・3ポイント減のマイナス21・1、仲介物件数は0・1ポイント減のマイナス0・4、建築件数は1・9ポイント増のマイナス4・8となっている。有効回答数は352。
2017年9月12日発行