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県内で総額233億円のプレミアム商品券発行  福岡県


一部団体ではキャッシュレス導入

福岡県(小川洋知事)は新型コロナウイルス関連の消費喚起策として、総額233億円のプレミアム付き地域商品券の発行を支援する。発行額の規模は、5%から8%への消費増税後、国の消費喚起策で全国的に取り組みが進んだ2015年度に次ぐ2番目。
県内の多くの商店が影響を受ける中で、個人消費を喚起し地域経済の活性化を図る。商工会議所や商工会、商店街など各発行団体では、商品券のプレミアム率を通常の10%から20%以上に引き上げ、発行額を大幅に拡大。県内全市町村での発行を予定しており、7月1日からまず20団体が予約受付を開始した。また、キャッシュレス需要増加に対応し、直方商工会議所、うきは市商工会、新天町商店街商業協同組合、福岡市城南区の花みずき通り商店会(6月28日時点)では、今回初めてキャッシュレス決済による商品券発行を予定している。
県中小企業振興課では「多くの団体が20%を超えるプレミアム率を設けているほか、一部のキャッシュレス決済導入により利便性も高まっている。是非ご利用いただきたい」と話している。

2020年7月7日発行