県内で新工場建設地を検討中　明月堂

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生産能力３割増目指す

菓子製造販売の㈱明月堂（福岡市博多区東那珂２丁目、秋丸真一郎社長）は新工場建設を計画。福岡県内で用地を探している。
本社敷地内の第１、第２、第３、第４工場は、増築を繰り返してきたことでオペレーションなどが不十分であり、新工場を建設することで機能を集約。生産効率を引き上げる。現工場の敷地は約６６００㎡で、新工場は約１万㎡を予定。生産能力も現状の３割増を計画している。
秋丸社長は「人手不足や働き方改革など経営課題と向き合った結果、新工場建設を決定した。早急に土地を選定し、工場見学などもできる新工場を建設したい」と話している。
同社は１９２９年創業、５２年設立。資本金は３０００万円。従業員数は１３０人。売上高は６１億５０００万円（２０１８年５月期）。

2019年9月3日発行