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県コロナ警報、オミクロン対応の新基準で発動 福岡県
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週刊経済2022年12月13日発行
病床使用率30%超で
福岡県は12月1日、新型コロナウイルスの感染拡大を受けた、県独自の「コロナ警報」を発動した。
比較的感染のペースが緩く、重症化率が低いオミクロン株の特性に対応して、県は11月21日に「コロナ警報」発動の新基準を発表しており、従来の病床使用率15%から同30%に引き上げていた。それから約1週間後の11月末には病床使用率が30%超となり、コロナ警報を発動。服部知事が動画を公開し、外出自粛を伴う措置ではないと前置きながらも、こまめな換気や長時間の会食自粛、早期のワクチン接種などの感染対策を県民に呼びかけた。
服部知事は「クリスマスや年末年始を控える中で、このまま感染拡大が続けば医療提供体制のひっ迫につながる恐れがある」と警鐘を鳴らしている。県の新規感染者数は、12月4日時点で約3千人、病床使用率は約34%に達している。