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省エネ住宅表彰で「特別優秀賞」と「特別優秀企業賞」 健康住宅


7年連続ダブル受賞

戸建て住宅メーカーの㈱健康住宅(福岡市城南区別府5丁目、畑中直社長)は3月28日、「ハウス・オブ・ザ・イヤー・イン・エナジー2017」で「特別優秀賞」と「特別優秀企業賞」を受賞した。7年連続のダブル受賞。
「ハウス・オブ・ザ・イヤー・イン・エナジー」は、一般財団法人日本地域開発センターが2007年から開催しており、省エネ住宅の普及に取り組むハウスメーカーを表彰するもの。2017年度は全国から300社以上のハウスメーカーから応募があり、同社は特別優秀賞63社、特別優秀企業賞31社のうちの1社に選ばれた。
受賞したのは、湿度の調整に重点を置いた同社の戸建て住宅シリーズ「あんみんMOIST」。高温多湿な九州の気候に対応した戸建て住宅で、温度と湿度を調節する空調システムを採用していることが評価された。畑中社長は「7年連続のダブル受賞は福岡初。今後も高性能住宅の普及に力を入れていきたい」と話している。
同社は1984年9月、まるはグループの増改築、戸建て建築の専門子会社「センチュリー21㈱」として設立。95年3月「朝日建設㈱」に改組し、98年8月に現在の「健康住宅㈱」へ社名変更した。社名変更と同時にまるはグループから分離独立し、現在に至る。資本金2000万円。従業員数80人。17年7月期の売上高は約30億円。

2018年5月8日発行