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直方市に生産・物流拠点を開設 東京のアドバンテック


メイドインジャパンの品質を提供

産業用コンピューターのアドバンテック(台湾・台北市)の日本法人アドバンテック㈱(東京都台東区、マイク小池社長)は10月1日、福岡県直方市に生産・物流拠点を開設した。
2019年2月にオムロン直方の株式を取得し、グループ子会社化したアドバンテックテクノロジーズ㈱内に開設したもので、日本における生産、物流拠点として稼働する。場所は同市上境飛熊。工場では小型のエッジPC、デスクトップPC、パネルPC、ラックマウントPC、サーバを顧客のニーズに合わせたカスタム製造(CTOS)で組み立て、産業用コンピュータを製造する。最新の産業用カスタムPCや専用の産業用コントローラーの製造も可能。また、物流機能を合わせ持つことで、日本国内のニーズに迅速に対応できるようになった。CTOS現場の面積は168㎡で、物流倉庫の面積は1521㎡。営業時間は午前8時半~午後5時15分。
同社では「グローバルブランドであるアドバンテックの世界基準の技術を、メイドインジャパンのきめ細やかな品質で提供したい」と話している。
同社は1997年5月設立。資本金6000万円。従業員83人(日本国内)。

2019年10月16日発行