直営店で使用済み化粧品プラ容器の回収開始　新日本製薬

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週刊経済2022年4月5日発行

化粧品容器として再生へ

東証プライム上場で化粧品、健康食品、医薬品の企画、販売を展開する新日本製薬㈱（福岡市中央区大手門１丁目、後藤孝洋社長）は４月１日、化粧品販売直営８店舗で使用済み化粧品プラスチック容器の回収を始めた。
「パーフェクトワン　リサイクルプログラム」としてポリプロプレン、ポリエチレン素材の化粧品プラスチック容器を回収し、リサイクルで新品の化粧品プラスチック容器に再生するもの。対象容器は「パーフェクトワン」のモイスチャージェルと薬用ホワイトニングジェルで、福岡パルコ店、小倉井筒屋店など全国８店舗に容器回収ＢＯＸを設置。回収後は、化粧品容器製造販売事業のツバキスタイル㈱子会社で、２０２３年１月から稼働を開始する㈱ＢＥＡＵＴＹＣＬＥ（佐賀県神埼市、藤村太郎社長）佐賀工場での洗浄、粉砕、樹脂化などを経て、新品の化粧品容器に生まれ変わる。同社では「持続可能な社会の実現に向けた取り組みを推進したい」と話している。