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監視カメラ連携の異常検知アプリ開発 ネクストシステム
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週刊経済2021年9月7日発行
危険箇所を検知
ソフトウェア開発の㈱ネクストシステム(福岡市南区井尻3丁目、藤田義生社長)はこのほど、危険箇所を検知する監視・防犯カメラのアプリケーションを開発した。
パナソニックi―PROセンシングソリューションズ㈱(同市博多区美野島4丁目、尾崎祥平社長)と提携し、i―PRO製AIネットワークカメラの機能拡張ソフトウェアとして「VPエリア内異常検知アプリケーション」を開発。8月24日からi―PRO製AIネットワークカメラ5モデルを対象機種として販売開始した。ネクストシステムではカメラ映像や動画ファイルから人間の骨格情報を検知する人工知能エンジン「Vision Pose」を開発しており、今回のアプリケーションにも同技術を使用。危険エリアへの侵入や危険箇所への接触を検知し、アラートを発報して事故を回避する。レコーダーやソフトウェアとの連携で、録画や遠隔監視にも対応している。藤田社長は「子どもが高いところに上ろうとする動きや作業現場で危険な場所への接触につながる動きなどの危険検知ができる。今後もi―PRO製AIネットワークカメラ上に当社のAI技術を駆使したさまざまなアプリケーションを提供し、社会問題の解決に取り組んでいく」と話している。
同社は2002年8月設立。資本金8075万円。従業員数52人。