NEWS

  • 地域

監査役室を新設するなど組織変更   正興電機製作所   社内カンパニー制導入、技術部も新設


 電力・官公庁向け情報・制御システムの製作・販売の株式会社正興電機製作所(福岡市博多区東光2丁目、井上信之社長)は、4月1日付で「監査役室」を新設するなど組織変更を実施した。
 コーポレートガバナンス(企業統治)、内部統制機能の強化のため、監査役が直接管轄する「監査役室」を新設。これまでの監査室を廃止し、業務はすべて監査役室に移管される。また、同時に複合膜フィルムの製作、販売などのオプトロニクス事業と蓄電システムの製作、販売などのインバータ事業に社内カンパニー制度を導入。首都圏の市場拡大を図るために、東京支社に東京技術部を新設するなどの組織変更を実施した。
 同社では「事業推進、競争力を高め、市場での『正興ブランド』の地位確立を目指す」と話している。
 同社は1921年5月創業、30年設立。資本金は23億2,300万円。売上高は105億7,000万円(05年12月期連結)。従業員数は476人。
 井上社長は熊本県出身。1947年10月9日生まれの58歳。西南学院大学経済学部卒。