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監修カップ麺が明星から全国発売 studio092


自社商品の味再現

水炊き専門店「とり田」などを運営する株式会社studio092(福岡市中央区薬院2丁目、奥津啓克社長)が監修したカップラーメンが5月8日、全国発売された。

インスタント麺の明星食品株式会社(東京都、松尾昭英社長)が展開する「タテ型BIGサイズカップめん」の新商品として商品化されたもの。商品名は「明星 とり田 博多担々麺」。内容量は102グラムで価格は205円(税別)~。同社が福岡市内で展開する担々麺専門店で提供する中太麺を再現し、水炊きを連想させる鶏白湯スープにねりごまを合わせた。かやくには鶏そぼろ、ネギ、にら、切りごまを組み合わせている。九州・山口地区ではセブンイレブンとローソン、そのほかの地域ではローソンで販売している。奥津社長は「カップ麺の商品化で知名度向上を狙いたい」と話している。

株式会社studio092は2012年9月設立。資本金500万円。従業員は社員が約30人、パート・アルバイトが約70人。現在、国内外に水炊き専門店3店舗、担々麺専門店3店舗のほか、博多区中洲中島町に和食店の「中島町倶楽部」の計7店舗を運営している。

奥津社長は神奈川県小田原市出身。1972年8月23日生まれの44歳。辻調理師専門学校フランス校卒。趣味は魚釣り。

2017年5月23日発行