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登山者向けの保険サービスを拡充 ヤマップ


携行品の物損も補償対応

登山アウトドア向け地図アプリ開発の㈱ヤマップ(福岡市博多区網場町2丁目、春山慶彦社長)は3月18日、登山者の携行品の故障などを補償する保険サービスを開始した。
2015年に提供を始めた登山者向けの保険サービス「YAMAPアウトドア保険」を拡充したもの。月間や年間プランの利用で、遭難事故や自然災害の際、救助費用を補償する。新たに携行品の故障や盗難時に年間最大10万円の範囲で補償する「アイテムほけん」、遭難事故や自然災害などに救助費用を補償する「レスキューほけん」、さらに2つを合わせた「セットほけん」の3種類を追加した。保険料は各種類1日プランと30日プランを設けるなど、1日単位での加入を可能にした。料金は1日250円~月480円~でプランによって異なる。
同社の﨑村昂立さんは「1日単位で保険加入できるため利用しやすくなり、登山者に限らず、多くの方々に提供していきたい」と話している。
同社は2013年3月設立。資本金13億7324万円(資本準備金を含む)。従業員35人。決算期6月。地図アプリ「ヤマップ」はスマートフォンに搭載されたGPS機能を活用するため電波が届かない状況でも現在地把握ができる登山向けアプリ。現在、同アプリのダウンロード数は107万。

2019年5月1.8日合併号