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登山者位置情報の通知サービス開始 ヤマップ


圏外エリアでも対応

登山アウトドア向け地図アプリ開発の㈱ヤマップ(福岡市博多区網場町2丁目、春山慶彦社長)は7月16日、自社アプリ内で登山者のGPS位置情報を家族などに通知するサービスを開始した。
名称は「みまもり機能」。同機能をオンに設定した地図アプリ「ヤマップ」を利用する登山者の端末が通信圏内に入ると本人の位置情報が同アプリのサーバーに自動送信後、家族や知人に通知する仕組み。登山者同士が山行中にすれ違った際や、圏外エリアでも同様の仕組みが働く。主に登山者救助の活用を想定している。利用料は無料。同社では「スマホで手軽に利用できる点が強み」と話している。
同社は2013年3月設立。資本金13億7324万円(資本準備金を含む)。従業員35人。決算期6月。地図アプリ「ヤマップ」はスマートフォンに搭載されたGPS機能を活用するため電波が届かない状況でも現在地把握ができる登山向けアプリ。現在、同アプリのダウンロード数は137万件。

2019年8月6日発行