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病院北館の放射線腫瘍センターが稼働 久留米大学
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九州初導入の最新鋭放射線治療機器を設置
学校法人久留米大学(久留米市旭町、永田見生理事長)は10月1日、旭町キャンパス内病院北館1階に入居する「放射線腫瘍センター」の稼働を開始した。
創立90周年記念事業で2月に完成した病院北館の主要施設として診療を始めるもので、機器導入作業や、それに伴うシステム構築などを進めていた。同センターには、放射線照射による治療時間が従来の半分から3分の1に短縮される高精度リニアック治療装置「トゥルービーム」や、九州初導入の強度変調放射線治療装置「トモセラピー ラディザクト」、脳と目以外のほとんどの部位に加温可能な温熱療法装置「サーモトロン RF―8」の最新鋭機器3台を設置。多くの経験を有する放射線治療医師、専任の放射線治療技師、物理士、品質管理士、放射線治療専任の看護師によるチーム医療で、根治から緩和治療までの幅広いがん治療を実施する。
放射線腫瘍センターが入る病院北館は病院本館北隣りで、鉄筋コンクリートと鉄骨造り5階建ての建築面積1717㎡、延べ床面積5927㎡。2階以上は、「臨床研修センター」などが入る総合複合棟で、臨床研修医などの環境も整備した。
2018年10月2日発行