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病医院向けコンサル好調で売上高701億円 総合メディカルホールディングス


薬局数は689店に

医業支援や調剤薬局経営などのグループ会社経営を管理する総合メディカルホールディングス㈱(福岡市中央区天神2丁目、坂本賢治社長)の18年9月の中間連結決算は、売上高が前期比5・4%増の701億100万円、経常利益が同32・6%減の21億円の増収減益となった。
医業支援部門では中期経営計画目標の医療モール200件に向けて、前期末から2件増の96件となっており、下半期中に新たに5件の開業が確定している。病医院向けのコンサルティング収入が前年実績を大幅に上回ったことに加えて、医療モールなどの賃貸収入なども増加。㈱文教のグループ化も大きく貢献したことで売上高は前期比45・1%増の183億2100万円、営業利益は同34・6%増の7億4300万円となった。
薬局部門ではM&Aによる1店も含めて4店舗を出店し、店舗数は689店となっている。健康相談会での実施や健康応援リーフレットを配布する健康サポート薬局の認定数は102店舗になった。しかし調剤報酬・薬価改定の影響が大きく響いたことで、薬局部門の売上高は同3・9%減の512億9500万円、営業利益は同44・1%減の16億900万円となっている。その他の部門では売上高が同2・0%増の4億8400万円、営業損失4億8400万円で前年同期から600万円改善した。
通期は売上高が1449億2800万円、経常利益は58億円を見込んでいる。

2018年12月4日発行