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異物検査スペシャリスト検定を開始 (一社)検査技能検定協会


週刊経済2021年2月2日発行

オンラインで試験

検査・分析業務に関して資格認定や教育研修をする(一社)検査技能検定協会(本部・久留米市百年公園、塚脇博夫代表理事)は1月20日、異物検査技能に関する検定試験「異物検査スペシャリスト検定(初級)」を開始した。
同検定は、大手衛生コンサルタントで長年の検査実績を持つ、合同会社Fine Science Laboratory(香川県丸亀市)三浦大樹代表の協力、監修のもと構成している。異物検査の進め方や検査方法に関する知識・技能を問い、資格認定する検定試験。全20問、制限時間30分で、対象者は、実務経験3年未満の品質管理やクレーム対応の担当者、将来製造業の品質管理に携わりたい学生などを想定している。インターネット環境があれば地域を問わず受験可能で、受験料は1人3千円(税別)。同協会では「今後は中級、上級といった上位資格や関連のE–ラーニング・プログラムなども展開し、企業の従業員教育や個人のスキルアップ手段として活用を見込んでいる」と話している。
同協会はビジョンバイオ㈱(同所、塚脇博夫社長)が2015年4月に設立。活動内容は検定試験事業、教育訓練事業など。