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留学生を対象に介護福祉学科を新設 共生館国際福祉医療カレッジ


今年度は27人入学

学校法人久留米ゼミナール運営の専門学校共生館国際福祉医療カレッジ(久留米市天神町3丁目、鮫島重喜校長)は4月1日付で県の認可を受け、介護福祉士を養成する新学科を開設した。
同法人が運営する専修学校久留米ゼミナール久留米校の日本語学科において、計14カ国2000人超の留学生を受け入れてきた特長を生かし、ネパールやベトナム、中国、フィリピンなどの留学生を対象にした学科を開設する。名称は「介護福祉学科」。同学科は2年制で、入学定員は30人。今年度は27人(うちネパール17人、ベトナム6人、中国3人、フィリピン1人)が入学する。総授業時間数が1964時間。専任講師と非常勤講師が各3人。実習は450時間で県内の実習先36施設で5月中旬から12月の22週間、1週間に1度の介護実習を実施する。
鮫島校長は「介護業界は4月に施行された特定技能の在留資格が追い風になっている。多様な介護福祉士を養成していく」と話している。
1998年開校。職員数は10人。3年コースの社会福祉学科や、1年コースの社会福祉専攻科のほか、10カ月の通信制過程を設けている。
鮫島校長は鹿児島県南さつま市出身。1960年3月14日生まれの59歳。龍谷大学修士課程修了。趣味は料理。

2019年4月9日発行