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画像・図面比較システムに新機能追加  TRIART


部分比較でより緻密に変更箇所を検出

ITソリューション事業などの㈱TRIART(飯塚市川津、今津研太郎社長)は10月1日、画像・図面比較システムに新機能を追加し、提供を開始する。
名称は「MIIDEL(ミーデル)5」。書類や図面など異なる2つの画像を比較し、独自のAI技術で変更箇所を検出して色別表示することで、変更点の見逃しミスなどを防止するシステム。新機能は画像の一部分を切り取ると、対象の類似部分に自動で重なることで、部分比較が高速で実施可能。図表のズレやページをまたいだレイアウト移動が発生した図面や書類で活用される。図面は設計から完工まで寸法や位置の変更などが発生するが、目視での確認が常態化しており正確な作業には多くの時間が必要なため、作業者の負担が大きい。こうした作業をMIIDELが補填し作業の効率化、ミスの防止につなげるという。これまで主に建設業界や製造業などで導入されている。同社は「直感的な操作で書類を部分比較することが可能になり、比較作業のさらなる高速化と誤検出防止、ページをまたいだ比較が可能になった」としている。
同社は2003年1月設立。資本金1千万円。従業員15人。

2020年9月23日発行