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男性の育児参加促進に向けた取り組みで表彰 福岡保養院


子育て応援宣言企業約6500社の中から

精神科、心療内科の医療法人緑心会福岡保養院(福岡市南区高木1丁目、大村重成理事長・院長)は10月18日、福岡県から2017年度の男性従業員の育児参加促進に向けての取り組みで表彰された。
県は2003年9月から、従業員が出産や子育てをしながらでも能力を生かして働ける社会の実現を目指し、全国に先駆けて「子育て応援宣言企業」登録制度を設けている。県内だけで約6500社が登録し、年に一度、両立支援への取り組みが基準1または2に該当する企業に対して「子育て応援宣言企業・事業所知事表彰」を行うもの。同院は2012年に子育て応援宣言企業に登録し、今回基準2「男性従業員の育児参加の促進に向けて効果的で特色ある取り組みを実施している企業・事業所」に該当することから表彰された。従業員230人のうち79人が男性の同院では、社内Webサイトに育児休業制度を掲載し普段から制度を利用できる意識を浸透させていることや配偶者出産時の特別休暇(2日)の取得率が例年100%であること(17年度は4人が申請し4人が取得)などが評価された。
大村理事長は「今回の表彰を機に今後も環境整備に努めていく」と話している。
同院のほか、基準1「①2017年度の女性従業員の育児休業取得実績が100%であること②短時間勤務、フレックスタイム、始業・終業時刻の繰り上げ・繰り下げ制度のいずれかの利用実績があること③効果的で特色ある取り組みを実施していること」の3点を満たした地場企業4社が表彰された。

2018年11月13日発行